民泊でGooglemapを活用する3つのメリット

民泊において集客をAirbnbなどの予約サイトに任せっきりになってしまっていませんか?

SEOに加え、MEOという言葉もよく聞くようになりましたが、このコラムでは、民泊運営におけるGoogleマップの重要性についてお伝えします。

Googlemapの重要性

旅行の前にはGooglemapで行きたいエリアにあるホテルや飲食店を探すというユーザーが多いとGoogleも言っていましたので、見つけてもらえるチャンスが増えるわけです。それだけではなく、予約したゲストに施設へのルートを伝える際にもとても便利です。

民泊においてGooglemap対策を強化するメリットは以下の3つと考えています。

1)Airbnbなどの予約サイト(以下、OTA)に頼らずに見つけてもらえる
2)手数料を取られず予約を受け付けることができる(SNS経由など)
3)ゲストが迷わず施設にたどり着くことができる

当社の熊本施設は少しわかりづらいところにあるため、当初3)の目的で登録しました(予約時に住所に加えてマップのリンクを送っている)が、後々になって当施設を見つけて予約するきっかけとしてGooglemapが機能していることに気づきました。

例えば、「空港の近くにホテルがないかな?」「このアミューズメントパークの近くに宿泊施設がないかな?」とマップから施設を見つけるという流れは少なくありません。
その時にしっかり候補として表示される方が良いに決まってますよね。

Google Business Profile に登録しよう

まず、Google Business Profile(以下、GBP)に登録しましょう。
ここに登録することで、googlemapの検索で表示されるようになります。

注意点としては、

その施設が本当に存在するのか?
登録ユーザーが管理者・所有者なのか?

といったことをgoogleがネット情報をくまなくチェックしますので、できれば次の項目にあるように事業者の名前と施設の情報が記載されたホームページを簡単にでも作っておくことをお勧めします。(そうでない場合は、住所表示のある場所からの動画の提出を求められるなど、結構面倒くさいです)

その際に、OTAやホームページにある施設の名前、写真の看板等に表示された名前、GBPに登録する名前が全て完全に一致していることが、検索で表示されやすくするためにもとても重要です。

例えば、あるサイトでは「ゆめゆめハウス」と表示していても、実際の建物の看板が「YUMEYUMEHOUSE」や「遊べる民泊ゆめゆめハウス」などであれば違うものとgoogleが認識します。必ず表記も一致させるようにしましょう。

当社施設「阿蘇熊本木の香の家」
https://maps.app.goo.gl/CsgkegmbnKz119nh9

施設のホームページやS N Sを作ろう

手数料を払ってOTA経由の予約に限定するなら必要ありませんが、OTA手数料を取られないダイレクトの予約ルートを確立したいのであれば作っておくことをお勧めします。

予約取得方法については、最も簡単なのは希望日をフォームやメール等で聞いて、手作業でOTAのカレンダーをクローズして管理するという方法です。

もう一つは、旅チャットエンジンといった予約システム(作成無料・予約価格の 3%手数料)を利用するというのも手だと思います。

旅チャットエンジン
https://tabichat.jp/engine/

情報は常に最新&充実させよう

GBPの情報が良質ともに充実していること、そして情報が最新に更新がされていること、
そしてこの3つがとても重要です。

1)登録できる情報をできる限り全て埋める物件を理解するための情報が多い方が良いとgoogleに判断されます。ホームページやSNSの情報も含め、埋められるところは全て埋めてください。Q&Aも自作自演ですが、よくある質問集のように使って疑問を解決します。

2)写真は100枚以上(動画含む)載せる物件の外観や内観や設備等様々なカットをできれば100枚以上載せてください。ただし、周辺の観光情報として異なる建物・場所(コンビニや観光施設等)を載せてはいけません。Googleが誤った情報として判断してしまう場合があります。

3)週1回以上(できれば2回)最新情報を投稿する大してネタがなくても、とにかく定期的に最新情報をアップし、更新されている状態を作ることが重要です。その際に、毎回変わる【投稿文章】(変動部分)+変わらない【基本文章】(固定部分)の組み合わせにすることが重要です。

参考までに、当社施設の場合はこちらのような内容です。

積極的に口コミを集めよう

オーナーからの情報だけでなく、泊まっていただいたゲストから投稿いただくことは非常に有効です。OTAの口コミと合わせ、googlemapの口コミを書いていただくためのQRコードを室内に掲示すると良いでしょう。

当社施設では、以下のような口コミ募集のQRコード入りご案内を室内に貼っています。
トイレに貼るのが最も効果的ではないかと思っています。

※口コミを書いてくれたら割引などインセンティブを与えることはGoogleのルールとしてNGだそうなのでご注意ください。

見つけてもらえるきっかけ

当社の熊本の民泊物件は、場所を住所だけでは伝えにくいことからgooglemapに登録し、ルート説明の時に有効活用していましたが、意外とgooglemap経由で当物件を見つけて予約してくださるお客様も多いことに気づきました。

また、その見つけた時の検索キーワードとして「ログハウス」「温泉」が多いということなど、マーケティングに参考になるデータも得られました。
このようなキーワードを最新情報の中にも散りばめていくことで、より検索で見つけてもらえる可能性が高まります。

最後に…

民泊を運営する上で、どのようなニーズでゲストが予約してくれたのかをしっかり捉えることで、ダイレクト予約(利益率高い)を獲得する可能性が高まります。

本コラムを参考にしていただき、皆様の民泊運営に役立てていただけますと幸いです!

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—このコラムを書いた人—

ゆめゆめトラベル https://www.yumeyumetravel.com/

ゆめゆめトラベル代表の浅井

ゆめゆめトラベル 代表 浅井 夢
所在地:東京都三鷹市井の頭4-16-6-403

住宅宿泊管理業者
登録番号:国土交通大臣(01)第F03187号
登録年月日:令和6年2月15日